2011年6月18日土曜日

テルル132検出!!その重大な意味とは!!??

人気ブログランキングへ



テルル(Te)132は通常原発の原子炉内(核燃料棒)にしか存在せず、放射性ヨウ素131の親核種で、プルトニウムなどアルファ崩壊を起こす元素としては最も軽いが半減期は3204年で放射性ヨウ素の8日と比べると遥かに長い。
格納容器が異常高圧で破壊されるのを避ける目的で意識的に放射性廃棄物が原子炉から放出されるベント作業の半日も前に、原子炉の圧力容器内にしか存在しないテルル132が6キロも離れた地点から検出されていたのです。
報道が事実だとすれば、福島第一原発1号機の致命的損傷は大地震翌日に起きた水素爆発の遥か前の、極めて早い時期に起きていたことを証明しているのです。
成る程、納得である。
これなら今までの政府や東電が日本国民に描いて見せていた『筋書き』とは大きく異なるので、保安院の西山英彦審議官ならずとも『『隠す意図はなかったが、国民に示すという発想がなかった』と、ならざるを得ないだろう。
何としても全電源喪失後、短時間でいとも簡単に破壊されて仕舞うアメリカのゼネラル・エレクトリック社製マーク1原発の脆弱性(沸騰水型軽水炉の致命的欠陥)を隠したかったのです。