2011年7月25日月曜日

欧州危機!? ギリシャの次は?

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こんにちは。


突然ですが質問です。

PIIGSってご存知ですか??

VISTAは??

BRICsは?


そうです。皆さんご存知の
上から、ブタ、パソコン、コーヒーメーカーです。
(ブルックスコーヒーはちょっと強引?)


冗談は置いといて、
これは国の頭文字をとった造語です。

BRICsは説明いらない位だと思いますが、
一応説明します。

ブラジル・ロシア・インド・中国です。

これは今もの凄い勢いで伸びている国々です。

VISTAは

ベトナム・インドネシア ・南アフリカ共和国・ トルコ・ アルゼンチンです。

これはBRICsの次に伸びてくるであろう国々です。


そして本題のPIIGSです。
これは皮肉としてブタの意味が込められています。

ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインです。

中にはイタリアを取ってPIGSとも言っている場合もあります。
今ギリシャが揺れています。そしてそれに続けと言わんばかりに
EU圏で問題のある国々です。

ギリシャの国債の償還がこの4~5月にあり、
その金額が200億ユーロ(約2兆5000億円)
その為に国債を発行しなければなりません。

余談ですが個人で借金を返すのに借金をする!
こんな事を繰り返したらゆくゆくは自己破産は確実
です。100人が100人そんなの当たり前だ!
と言うと思います。ですが世界中の国が、一つも
例外なく同様の事をやっています。
考えてみると凄いですね!


話を戻します。ギリシャの話しです。
細かい話しは省きますが、とにかく借金まみれで
アップアップなのです。その上国が粉飾決算をしていました。
信用ゼロです。
当然そんな国の国債なんか誰も欲しがりません。

仮に国債が全部さばき切れなければ借金を
返すお金が無くて、お手上げです。国家破綻です。
ですが、今回は無事に済みそうです。

よくよくはIMF(国際通貨基金、世界の中央銀行みたいなもの)
の介入する形となりました。ですが財政正常化を約束させられました。
(このIMFの介入は最後までもめていました。)

簡単に財政正常化と言いますが、果たしてどうでしょう。
税金が足りないのです。だから国債発行しているのです。

それにこの不況です。
確かギリシャの若者の失業率は25%(20%かも?)
越えです。そんな中増税です。公務員の給料減額です。

一度絞った雑巾をさらに絞るような物です。
悪循環もいいとこです。


これは他のPIIGSの国も同様です。

スペインは普通に失業率が20%です。
そんな中、消費税を引き上げ、年金支給年齢引き上げ、
現行65歳から67歳にするみたいです。

お年寄りに死ねと言っている様な物です。

ポルトガルも公共事業の着工延期、
公務員7万3千人削減。

するようです。

只でさえお金が市場を回っていないのです。
さらに絞ったらどうなりますか?
考えるまでもありません。


このようにもうどうしようもない所まで来ています。
まあ、EUからの世界大恐慌突入は無いでしょうが、
(アメリカか、最近は中国からかも?と思い始めています)


この世界大恐慌によって止めを刺されるのです。
アメリカを筆頭に国家破綻する国が続出すると思います。
日本も当然アメリカと心中です。

それがこの2~3年の間に起きます。
早ければ今年の夏以降、少なくとも年末には
その兆候が出るはずです。


しっかり心構えは持っておきましょう!!